旅立ちは成田か羽田?空港とラウンジ
ワンワールド・エクスプローラー・世界一周のスタートはJAL suiteです。
最初の目的地トロントまではニューヨークのJFK経由ですが、さすが日本のフラッグキャリアであり、JFK行きのJAL便は日に2便もあります。
成田からも羽田からも飛べますが、個人的には新しい羽田空港が好きです。
フランクミュラー365やMercedes me のようなコンセプトのあるカフェも地方ではなかなかお目にかかれません。
究極まで非日常的なモダンジャパニーズの世界を作り方出した羽田の国際ターミナルは、素敵過ぎてため息がでます。
機材音痴の私が飛ぶ飛行機はどうかと調べたら、両方とも773という機種でした。
しかし、調べてみてさらに驚きました。
Fクラスの正規運賃はなんと、なんと、1,928,000円もします!
世界一周券のお得さに改めて感動‼
羽田のファーストクラスラウンジもモダンジャパニーズを極めたような雰囲気でしたが、残念ながらSNSなどで美化されすぎ感が否めません。
海外に比べ、日本のラウンジはどこも質素に見えます。時々利用するANAビジネスのラウンジではいつも寂しく思います。品数が少ないだけではなく、時々大学食堂のように騒がしいです。
さずがにJALファーストとなると、「RED Suite」の空間は写真映えが良い、「JOHN LOBB(ジョン ロブ)」の職人の方は洒落たバーのマスターのように愛想もよかったです。
しかし、ハンドマッサージのサービスは終了し、ファミリーイナダ社製「3S匠」というマッサージチェアに代わり、名物の鉄板コーナーはカウンター鉄板のイメージをしやすいが、小さな調理鉄板でした。
利用資格はさずがに厳しい!昔もっていたJMBサファイアでは本人も利用不可となっているので、さらに今回Fクラスの一周券でお得になった気がします。
まもなく訪れる サンティアゴ・デ・コンポステーラ
今週のお題:「行ってみたい場所」
いまの心境にぴったりなテーマです。
念願の世界一周をスタートし、そして旅の中盤でずっと行ってみたかったスペインのSantiago de Compostelaへ訪ねることになります。
大聖堂、モンテ・デル・ゴソ(歓喜の丘)、カテドラルの巡礼者に「栄光の門」と呼ばれた入口、中世的な街並みと巡礼にまつわるの夢の聖地でゆっくり歴史を感じ、パラドールでの滞在も心待ちしています。
訪問予定日にミサがあり、ボタフメイロも拝見できそうです。すでにネットでCombined Tourを申込み、お天気がよければ、回廊をめぐり、大聖堂のルーフトップに上がって、サンディアゴの街を一望できることも楽しみにしています。
ファーストクラスで世界一周の旅支度
世界一周券を使う旅は、期間は普通の旅行より長いだけではなく、世界各地を歩きまわり、違う季節を跨っていくこともあり、荷造りはいつもの海外旅行より悩みました。
こと今回はFクラスを何回も乗り、行く先々のファーストクラスラウンジを利用する予定もあり、TPOに合うというか、その場で恥ずかしくないような身だしなみも意識をしながら荷造りをしました。
Fクラスの旅用のスーツケースはどっち?
世界一周の旅ブログではよく『バックパック or スーツケース』論を見かけますが、Fクラスの場合はスーツケースの一択ですね。
フライトだけならRIMOWAもよいが、今回のように途中いつかの陸上移動やローカルツアーがあると、地味で頑丈な日本製のものが便利です。さらに北米移動中米国のエアーラインを何度か乗ることがあり、いままで「なんでこんな壊された方になるか???」って荒い荷物の扱いに遭った苦い経験があり、今回は左側のほうを連れていくことにしました。
Fクラスのドレスコード?
そんな明文化されたものは当然ありません。しかし、普段生活の中でも常識であるように、その場で自分が居心地のよい身だしなみが必要です。
Fクラスとはいえ、旅なので、堅苦しいフォーマルっぽい服装は必要ありません。エレガントカジュアルな格好は一番よいでしょう。
女性ファッション誌でも時々『エレカジ』という特集にあるようなキチンと感がありながらも、動きやすく、さらにワンポイント位ゴージャス感が出せる格好ならベストです。
欧米では服より足元がよく見られるので、フラットシューズでもスニッカーでも、足元の気配りは機内のみならす、ホテルやレストランなどでも対応の丁重さが違うことが多いです。
あと、ジャケットも1枚華やかが物があれば、温度調節にも、雰囲気作りにも、活用できる場面が多いです。
カメラ?パソコン?ブログを書く道具は?
旅先ではなるべく荷物を少なくしたいが、近年はだいたいスマホ2台で旅へ出かけていました。
Galaxyの新型なら趣味程度の写真を十分綺麗に撮れます。1台はシムフリーで現地でSIMカードを入れ、WiFiルーター代りになり、さらにアンドロイドでGoogleのクラウドも使え、仕事にもある程度可能です。
しかし、最近はてなブログを始まり、まだ不慣れのせいか、アプリだけで記事を書くには、やはりつらいです。
そこですっかり蔵入りのSurface Pro2を思い出しました。久々ですが、試しにこの記事を書いてみたが、意外に旅先のブログ用には合っていると思います。
・ 本体907gの重さはありがたい
・ カバー兼用のキーボードがスマホより使いやすい、入力、素材編集はPC同様
・ バッテリーの持ちがいい、10時間位なら大丈夫
・ USB端子のほか、スマホと簡単につながるmini USB端子もあり、スマホにある写真のやり取りが便利
世界一周の旅のために買ったもの
世界一周ではたくさんの乗り換えをしないといけませんが、さらに時差があって、時間管理にとにかく神経を使います。
スマホの世界時計機能はたしかに便利ですが、荷物で手が塞いだり、ちょっと不安な環境ではスマホを出したくない時もあります。
今回は良い感じのダブルフェースの時計を見つかりました。
高価ではないが、カジュアルすぎず、だいたいの場所でつけても違和感はないデザインです。
ソーラー式で、機械式のような手間はいらなくて、便利です。
特別な場所でどうしても手元の演出が必要な場合、重みのあるブレスレットを併せてつければ十分です。
その他、海外へ出かける時いつもやっていること
☆到着空港からホテルまでの手配は出発前にしておく
空港到着した際はどんなに用心をしても、すべての貴重品を持参されている絶好なカモ状態です。特に女性の一人旅なら、空港から素性不明なタクシーに乗るのは絶対避けたいです。ホテルからのリムジン迎えは高くでも、VELTRAのようなサイトを使っても安心です。
☆手荷物にメモ帳サイズの付箋
旅先で用事、覚書、筆談...スマホのメモ機能もいいが、手軽に出し入れできる付箋は便利です。手荷物に一冊を入れても場所はとりません。逆にFクラスならパジャマ、スリッパ、携帯枕等は不要です。
ファーストクラスで世界一周のスタート
いろんな旅をしてきましたが、世界一周券を使う周遊型の旅行は今回が初めてです。
Fクラスを乗りたくなった理由
直接なきっかけは、ある日偶然目に留まったFクラスの見直し動向の記事でした。
Fクラスをとても乗りたくなりました!
しかも、いろんな航空会社のFクラスを乗リ比べたくなりました!
格安航空券でもFクラスの運賃はクレジーです。普通の人が自腹で買うのは正気の沙汰とは思いません。
都度都度航空券を買って乗る気はないが、一周券なら文句なしです。
私が今回利用した『ワンワールド・エクスプローラー・世界一周(4大陸)』タイプの一周券の運賃は118万円位(税、サ別)、諸費用を入れて約130万円でした。(2017年8月発券)
経路の組み方にはそれなりに工夫は必要ですが、それをビジネスにしている業者も存在するほどです。
いかにたくさんのFクラスを乗るには、今回は有名なブログ『高級ホテル宿泊記』の(id:RichNagoya)様より貴重で丁寧なアドバイスを多数いただき、合計8区間のFクラスを組み込みことができました。
130万円÷8区間 区間あたり約16万円位で、様々なFクラスを乗ることができます。
もちろん、全部で16区間があり、別途ビジネスクラスのおまけが8回もつきます。
世界一周の目的
近年の旅スタイルは、興味のある場所を一か所集中で滞在することが多かったが、世の中には魅力的なところが多すぎた上、その時々の心境と気持ちによって観たい景色も異なります。一周券で「いま現在」の気になる場所を一気巡りのスタイルも魅力的に思えてきました。
いま、気になる景色
☆ カナダのメープル街道
この季節ではなかなかカナダへ行く機会がなくて、この6月にバンフでカナディアンロッキーに魅せられ、今度は東部全長800キロの広大な紅葉とフランス薫りがたっぷりする街を巡る
☆ カンクンのセノーテ
飛び込んで泳ぐことはもうないが、自然が生み出す絶景と神秘なパワーが体感したい
☆ 世界最大級の豪華なシェイク・ザイード・グランドモスクを訪ねる
中東系キャリアのFクラス抜きでは、Fクラス体験とは言えない。中東はドバイしか行ったことがないので、今度はアブダビをじっくり観る
ほかには、
☆ サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラルとバラドール
☆ バルセロナの美しい建築群
☆ イギリスの優雅が濃縮されたような町、バース
などなど、上記は旅の前半で堪能してきます。後半の計画は来年の春からです。
陸マイナーの2か月間で考えたポイントとマイルの事情
8月6日から陸でもポイントを貯められることに気づき、見よう見まねで始まった陸マイナーの活動も2か月になりました。
9月8日、さらに見よう見まねで、はてなでブログ開設をしてからも1か月をすぎました。
やってみて少しずつ分かってきたことをまとめてみました。
1.サイトを経由したらポイントの2重、3重取りができる
CLUB Panasonic で懇親会の手配で『一休レストラン』を使う時、一休ポイントとPコイン1.4%が同時に獲得できました。
同様に『エクスペディア』でホテルや航空券を予約すれば、7%のポイントももらえました。(『ハピタス』経由の4.8%でも結構利用したが)
AMAZONでさえ、JAL ショッピングモールを経由すればJALのマイルがつきます。
ポイントの『2重取り』を知ってから、もうネットショッピングの単純利用はできなくなりました。この頃ネットで買い物をする前にまず『どこ得』をクリックする癖がつきました。
一見その『2重取り』も、クレジットカードで決済すれば、通常カードのポイント1%もつき、実質は『3重取り』です!
2.そのポイントは本当にお得?ポイント種類が多すぎる現象
ポイントの種類は本当に多く、直接かソラチカルートでマイルに簡単移行できるものはまだいいですが、Dポイント、なんとかデビット系のポイントになると、いつ、どう使えばいいか、結構困る!
陸マイラーでポイントを貯める一番の目的はマイルに変えることです!
しかし、ポイントを意識したら、楽天などの用途限定のポイントにも目を眩み、10倍、15倍などの広告につられ、余計なものを買ってしまうのは自分だけでしょうか?
冷静に考えると、楽天などのスーパーセールで例え15倍のポイントが付く場合:
10,000円の利用分には、50マイル(ANA直交換のみ)しかなりません!
通常ポイントは1%:10,000円×1%=100p×0.5=50マイル
残りはすべて期間・用途限定のSPUスーパーポイントです。要は楽天市場と楽天が提携した店舗などでお買物以外は使えません。
そういう用途限定ポイントのためにかけたコスト、労力をよく考え、そのポイント、本当に必要でしょうか?
個人的には、来年クレカの一部を解約すると同時に、いまだによく分からないセゾンポイント、カードの請求明細でさえもややこしい楽天系のポイント、そしていくつかのデビット系ポイントを全部廃止する予定です。
3.ポイント大量確保の王道はやはりポイントサイトにある
法人カードでの大口決済や、すでにアフィリエイトのような紹介ルートが確立された場合は別にして、ポイントサイトにある『一撃案件』はやはり一気にポイント大量確保の近道です。
要は『FX』、『クレカ』、『高額商材』で一撃で5000~10000P/件位のポイントが数だけ獲得できれば、10万~20万マイルを得ることは十分可能です。
しかし、ポイントサイトの運営会社も企業からの広告料と登録ユーザーの間で利益を追求する企業です。
高額案件となると、いろんな工夫(ユーザーで見れば落とし穴)が施されています。
超初心者の私がこの2か月での実体験において、高額案件でも素早く予定に反映され、ポイント付与が明瞭迅速で、信頼性の高いポイントサイトNO.1はここです。
i2iポイント
ベストポイント制度というユニークな制度を初採用し、同じ案件なら業界最強の還元率が保証され、「電話認証済」で個人認証をすればポイントがさらにアップ。個人では一番高額なFX案件、ネット銀行などをここで獲得し、高額案件でも確認のメールが送信され、ポイント反映も迅速で明瞭!!!
4.陸マイナー2か月の成果
どう掲載すればいいかは結構悩ましいですが、
Tポイント(主にYahoo関連)、クレカ(特典分)でANAマイルが約10万ほど増えました。
別途:ポイントサイトで獲得し、ソラチカルート途中のものを合わせて約12万ほど待機してあります。
従来のカード決済及びフライトマイルで、年末には合計30万マイルになることでしょう。
まだ取らぬ狸の皮算の算段ですが、30万マイルの使い道を考えています。
a案. タイ航空 ファーストクラス 二人分 + 別途自腹でバンヤン ツリースパ
b案. スターアライアンス 特典世界一周券(Fクラス) 一人分
c案. 特典ビジネス お正月オーストラリア 数人分?
マイルがあると、夢は膨らみ、平凡な日常も楽しくなりました!
PICNIC EXPERIENCE
今週のお題「お弁当」
この子が家に来てもう十年になりました。
ペットショップで一目惚れし、変わらず一途な愛情のこの子がいまは我が家の主役です。
できれば子供同様にいろいろな経験もさせてあげたいので、初夏の休日、お弁当を作って、この子といっしょに楽しいピクニックへ出かけました🎵
京の夏風物詩、一気巡り
今年の夏は本当に長いです。
誕生日の9月は例年ならもう秋模様でしたが、今年はなぜか依然と夏真っ盛りな様子でした。
久しぶりに夏の京都へ出かけることになりました。
この頃高速もどんどん綺麗になり、SAそのものも観光場所になった
多賀SAでとてもおしゃなお店を発見
東京なら青山あたりにあるような雑貨屋さんと思ったら、滋賀地場のお漬物屋さんのお店。おしゃれなお土産を確保
風物詩1:正寿院の風鈴まつり、夏の風情がたっぷりで楽しい
素敵な京のおもてなし
正寿院の名物天井画とハードの窓。清々しい光で邪気払いと運勢向上に祈願
風物詩2:貴船の川床
貴船界隈が空気まで違う
心が休まる貴船神社の参道
10年近く前サントリーのCMで魅せられた以来、貴船の風景がいつも格別に思う
鴨川畔にあるこのイタリアレストランは行くたびに満員御礼、今度は予約を入れておこう
風物詩3:鴨川の納涼床(真夏のすきやき?いまいちだが...)
絵になるような名物三条大橋のスタバの季節限定川床席の真隣で、総合点では大満足!!!
誕生日のケーキは京都本家の小川珈琲でいただく
京の夏風物詩3か所を一気巡りをした今年の誕生日でした。
大人気路線の特典航空券の取り方
時間を気にせず、気分のままで世界一周の旅ができれば最高ですが、残念ながらそうはいかないのが世の常です。
その時、途中の一時帰国にはマイルを使って、何度でも変更可能な特典航空券がいっそうありがたい存在となります。
私も今回の一周券をヨーロッパで一旦前半の旅とし、来年の春ヨーロッパから後半を開始する旅程を組んでいます。
その間、ロンドン~東京間の一年間有効なANA特典を予約しておきました。
しかし、旅支度の途中、Twitter(id:ranko_m)でエバー航空のサンリオ特装機の情報を知って、ヨーロッパの往復をエバー航空の乗って、さらに特別アメニティの『リモワ』をもらおうと、欲がでました。
大人気な路線です!しかも特別アメニティの『リモワ』をもらうには、エバー航空のビジネスクラスであるロイヤルローレルに乗らないといけません。
長距離路線のビジネスはもともと席数設定が少なく、人気が高いので、今回はいっそうハードルが高くなりました。
理想は本来ANA特典でロンドン~日本の往復便を、パリ~台北~日本~台北~パリにできれば、マイルを二重に使わずに済む上、サンリオ機を2回も乗れ、途中1回台湾をストップオーバーし美食とマッサージを堪能し…でも、なかなか取れませんでした。
そうです。いまの予約システムでは複雑な経路なら、一区間でも引っかかったら、もう予約不可能になりました。
そこで戦術を変えてみました。
1.ANAアプリを使って、時間のある時携帯でパリ~台北単純往復の空席を確認する。
2.往路か帰路、どっちかエバー航空のビジネス空席が確認できたら、前後の便で一便ずつ足して検索する。
3.全旅程の席が確保できたら、期日の遠いフライトがなくても、数日前後でもいいので、一旦予約を確定する。
4.予約が成立したら、期日の遠いフライトに日程変更を集中的にとりかかる。
結果:
本来: ロンドン~羽田~ロンドン ANA 72500マイル(ロンドンから羽田の片道はエコノミー)
現在: ロンドン~羽田~台北~パリ ANA+エバー航空 73000マイル+3000マイル(旧予定の取消分、ロンドンから羽田の片道はエコノミー)
理想とは言えないが、マイルも時間もバランスが取れて、気になるサンリオの特装機も乗れて、満足のできた結果が得られたと言えるでしょう。
蛇足:経路変更でパリへの寄り道ができ、天気がよければ大好きな春のStrasbourgかGivernyのモネの家へも訪ねられるかも。パリからロンドンへは久々のユーロスターにでも乗ろうかと夢を膨らみます。
クルーズの乗り比べ
めったにないことですが、今年の前半二回もグルーズを乗る機会がありました。(↓長崎で停泊中のセレブリティ・ミレニアム号)
1回目はまだ寒い2月の上旬、親孝行兼老親の付添で行くセレブリティ・ミレニアム号の17日間のアジアンクルーズでした。
そして春先長いGW連休にぴったりな船旅を発見し、4月下旬急遽家族でオーシャニア・リビエラ号の地中海8日間のクルーズへ出かけました。
小さなお子さんがいる場合は大型カジュアル船で行く陽気なカリブ海やハワイ線等のほうは楽しいですが、大人だけならやはりプレミアム船が落ち着きます。
しかし、セレブリティとオーシャニアは共にプレミアム船枠でありながらも、乗り比べてみれば実はかなり違います。
1.船内設備とショー
セレブリティの船は普通10万ドンほどあり、今回乗るミレニア号も3千人ほどの乗客を乗せていました。規模の大きい船となると、船内プールなどの公共設備が多く、特にショーのバリエーションが豊富です。今回もオリピック体操の金メダリストが出演した超豪華なシルク・ドゥ・ソレイユなどがありました。
一方、乗客人数は約セレブリティの半分しかないオーシャニアのリベエラ号では本格的な料理教室、豪奢な図書室等はあるが、ショーとなるとハウスバントや乗船作家の文化講座程度しかありませんでした。
2.停泊した港の事情
豪華客船が寄港した港での停泊料はおそらくかなり高いものと思います。停泊場所(港か、洋上か)、滞在時間によって結構な差もでることでしょう。でもそのまま港に横付けできればやはり便利です。
アジアンクルーズの時、基隆、高雄、長崎、マニラ、ダナンなどほぼ全部陸づけで停泊し、下船後はそのままタクシーなどでたっぷり観光するもできました。
基隆港では市街地にある港で、船から有名な夜市まで歩いて10分もかからず、最高でした。基隆港から行く千と千尋の神隠しの街ーー九份
一方、地中海クルーズの時、マルタ、サントリーニ、ミコノス、タオルミーナ、ソレントなど長い海岸線沿いの寄港地ばかりにもかかわらず、ほぼ毎回救命艇兼用のテンダーボートでの上陸でした。ただでさえ短い滞在時間が乗り降りの時間ロスでいっそう短く感じ、ちょっと残念でした。
もっとゆっくり滞在したかったところがたくさんあります---ミコノス
マルタ
3.食の楽しみ
クルーズでは食事がインクルーシブのため、食の楽しみも大事なポイントです。
オーシャニアは元々有名なグルメ船で、比べるには少々酷かもしれませんが、セレブリティはツアーの団体割引などで格安した分食事はだいたい4つ星ホテルのバイキングレベルでした。旅程が長かった分、三日目からレストランへ行くのも億劫でした。一人15ドルの別料金のスペシャルレストランも一巡し、クルーズで定番のようなローブスタとかも結局最後の日にしか見かけませんでした。
その分オーシャニアの食事のレベルは本当に高いです。
スペシャルダイニングは無料で4回もついており、いずれもお料理、サービス共々ミシュラン級でした。
カフェレストランでさえも、テーブルまでのフルサービススタイル
4.クルーズならではの醍醐味
ベトナムのハロン湾のような交通不便な観光名所なら海からのアプローチが一番楽!ちなみに陸から行く場合はハノイから悪路で数時間のバスに乗らないといけません。
海から街の全容をパノラマで鑑賞しながら入るマルタの首都ーーバレッタ
5.格安な大型船と割高な中型船の違い
同じプレミアム船で、船から眺める海の景色こそは変わらないが、料金の差で道中の雰囲気が変わります。
大型船は格安した分、団体が多く、仲間の中なら大声を出したら、気が大きくなる人がいて、にぎやかというか、ちょっと騒がしいです。
割高な中型船となると子連れの若い家族さえほぼ見当たらなく、年配のリピート客が多く、特に公共スペースではゆったりした上質な時間が流れ、エレガントさが漂っています。
乗船案内の書類にしても、格安の場合はPDFの電子版を自分で印刷持参となるが、割高なクルーズでは、ゲストの名前が何か所も印字された立派なパンフレットといっしょにスペシャルレストランのメニューまで事前に届けられました。
6.乗船前後のフライト
アジアクルーズは上海in,香港out;地中海クルーズはアテネ in,ローマout
このような乗下船が違う港の場合、前後のフライトの手配は結構大変です。
そういう時マイルがあれば、特典航空券ならのもう一つの強みが現れました。
同じゾーンなら、成田~上海、香港~成田のような経路は成田~香港の単純往復と全く同じマイルでいけます。
航空券を購入するとなると、マルチ旅程の料金が一気に高くなります。
次の自由な旅のためにも、マイルをたくさん貯めたくなりました。
乗船地の風景、アテネ
上海の街角
香港の旧正月
絵はがきのようなアテネの一角
ポイントが貯まったらどうする?
陸マイナーの活動をしたら、ポイントからの交換でマイル数も違うスビードで急速に増えるだろう。
ポイントの使い方はいろいろある。そのままお買物に使ってもいいし、現金化してお小遣いにしてもいいが、
個人的には「特典航空券に交換する」の一択しかなかった。
今時正規運賃で航空券を買う人はあまりいないが、なんとか割引のある航空券は安い分致命的な弱点が一つあるーー変更や取消が不可か手数料が高い!(万円単位はかかる)しかも大概発券までの期間は短く、一旦発券したらなんらかな事情で変更しよと思うと、困る。
しかし、特典航空券は有効期限内(一年位)なら同じ経路では変更自由。万が一取消をしても3,000マイル位で済む。
旅程変更の多い私が、特典航空券の使い勝手の良さは一番の魅力と思う!
いままで年間約10万位のマイルは貯まっているが、今年も6月には特典ビジネスでバンクーバーの往復に使い、今度のファーストクラスで世界一周の途中でも一時帰国にビジネス特典を使う。
機内で上質な機内食を楽しみながらゆったりした席で映画を観たり、
空港ラウンジでシャワーを浴びさっぱりしたり、
特にセキュリティチェックが異様に時間のかかる欧米空港でfastpassが使えたりして、
マイルがたくさんあると、地上、機内を問わず旅もどんどん楽しくなる。