【世界一周!ファーストクラスで一人旅14】 ファーストクラスでロンドン~ドバイ間を往復
乗ることが目的!で飛行機に乗るのは今の世界一周で初めてです。
より多くの航空会社のFクラスを乗るために、スペインからロンドンに戻って、まずは2度目のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のファーストクラスでドバイへ行くことになりました。
至れり尽くせりのロンドン・ヒースロー空港
文字通り、BAのホーム空港のヒースロー空港では特にFクラスの乗客に対し最大な利便性を提供しています。
乗継便の出口を出たら同じフロアで、Fクラス専用ラウンジ「コンコルドルーム」への勝手口のような便利な入口があります。
噂のBA最上級のラウンジにかなり期待を抱いていたが、扉に入ると広いことは広いですが、インテリアは年代が感じる
昨今のテロ事情で空港ラウンジでは珍しくなるが、英国らしい便利な有人クロークのサービスがありがたい
ターミナルを上から眺望できる開放感のあるテラスもあり、ここは洗練された現代風インテリアでまとめられている
早速スパELEMISへ行き、Fクラスでついている無料マッサージを受けようと思ったが、受付ではあまりやる気のなさそうなインド系のおばあちゃんで、案の定予約がいっぱいって言われ、断念
乗り継ぎに数時間があり、BA最上級の食事が楽しめると評判のダイニングスペース「コンコルド・ダイニング」へ方向転換
写真映りと違って、実際のスペースは合板建材の仕切りであまり高級感が感じないが、利用者は優雅な欧米人も多かった。
ここもさきほどのスパ同様、あまりやる気のなさそうなインド系のスタッフばかりな様子で、携帯で写真を撮っていたら、通路を挟んた向かい側の席にいる上品な老夫婦から「撮りましょうか?」って声かけられた。
一人旅の時はなぜかよく年配者から声かけられる。今回はラウンジでお互いに時間もたっぷりあり、食事の後いっしょに外のソファエリアへ移動し、楽しく会話をしながら待ち時間を過ごした。ご主人は弁護士ファームを経営していたようで、奥様は優雅なクイーンズ・イングリッシュで話題が豊富で楽しい。お二人はそれからアジアへ行かれるが、旅先でのそのような一期一会はまた良い思い出になる。
ラウンジはターミナルの上の階にあり、ラウンジから見たターミナルの風景、
2度目のBAファーストクラス、Fクラスでそのような豪華な自宅リビング風のランプがあるのはBAだけと思うが、その優雅な照明は素敵なムードを作り出している。
アメニティのリバティは色違いがほしいということで、男性用のをもってきてくれた。
ほかのブログで見かけた限定色はやはりレアなようで、ちょっと残念。
ラウンジでしゃべりすぎたせいか食欲がでて、機内食を頼んだが、結局お茶請けでもってきたアプリコットのビスケットが一番おいしかった。ロンドンに戻ってから少し探したが、どうもBAのオリジナルなようで見つかりませんでした。
贅沢極まりのドバイ空港での至福な時間
ドバイ滞在後、今度はドバイ発のカンタス航空のファーストクラスでロンドンへ戻ります。
出発前は少し気になっていたドバイ空港のラウンジですが、嬉しいことにドバイ空港ではカンタス航空がエミレーツのすべてのサービスを同様に受けられます。
おしゃれなドバイ国際空港に到着したら、ファーストクラスとビジネスクラスは専用の搭乗手続き用のターミナルが用意されています。
搭乗手続きはあっという間に終え、立派なエレベータに乗ってラウンジへ、
エミレーツ航空が世界に誇る『ファーストクラス・ラウンジ』の高級感が溢れたエントランス、
すぐ隣にあるTimeless Spa。ここはインド系に占領されているロンドンBAのELEMISスパと違って、早朝にも関わらず30分の無料マッサージを快く受け付けてくれた。
噂通りの豪勢な免税エリア、
ターミナル一つ分を丸ごとラウンジのそのスケールは圧巻!
早朝の変な時間帯にも関わらず気前よくオープンしているレストラン(ここは文字通り高級)と元気よく動いているスタッフたち、
クォリティの高い軽食コーナーは数カ所あり、このようなお刺身やお寿司も出されている、
お茶もフルーツも丁寧にサービスしてくれて、これぞファーストクラスレベルだ、とひたすら感動......
ファーストクラス・ラウンジ内に2箇所のある『クワイエット・ラウンジ』はちょっとしたホテルよりずっと快適そうで、アイマスクやVOSSのボトルまで用意されている。
こんな快適なラウンジはまさにエミュレーツのキャッチコピーのように『お仕事をするのも、リフレッシュするのも、何もせずにゆっくり過ごすのも自由です』!
カンタス航空のFクラス搭乗
搭乗時間になって、専用通路で直接機内へ移動、
映画のセットのようなターミナルの一角、
カンタス航空のファーストクラスの席は国民性らしく、堅実で快適。搭乗した便はほぼ満席で、珍しく私以外ほぼ全部欧米人だった。席はいままで搭乗した他社Fクラスより一回り広い。
操作パネルもスマートなようで、代わりばんこのように様々な飛行機に乗り続け、全部違う座席の操作もすっかり面倒になり、用がある時すべて担当を呼んでやってもらうことにした。
このカンタス便は2階建てのA380-800という機材で、機内に階段があり、小さなラウンジスペースもあり少し機内散歩をしてみたが、カンガルーのロゴもかっこういい。
担当のCAは物腰の柔らかい男性で、日本への興味は高く、この職業柄で意外なことにまだ一度も日本へ旅行したことがないようで......
雑談をしながら、機内食を進められたが、やはりあまり口に合わなくて、結局付け合わせのお野菜と紅茶だけをいただいた。
カンタス航空のアメニティは全部MARTIN GRANTというデザイナーのものを採用し、ポーチは他社のより一回り大きく、頑丈なキャンパス地の素朴な物だが、パジャマセットはすごく人気があるようで、飛行機から降りたらパジャマの袋をそのまま手に持っている人を見かけた。
ロンドンに戻って、別途予約したANAの特典ビジネスで一旦日本へ帰り、世界一周の前半も一段落となります。