【世界一周!ファーストクラスで一人旅】 後半4 雨のアムステルダムとその近郊
ファーストクラスの旅って言いながら、ブルージュからは列車でアムステルダムへ向かい、1時間40分ほどの列車旅でした。
旅先でこんなに雨ばかりの日が続くのは、めったにないことでした。
曇りがちなパリも、後で行くロンドンも、全部信じられないような大晴天だったなのに、今回のアムステルダムの3泊4日の間は、ヨーロッパの雨が全部集中してきたような感じで、毎日雨でした。
一.ヒルトン『なんちゃってダイヤモンド』に大感謝
数か月だけでも、陸マイラーをやってよかったと痛感したのは今回のホテル会員権の利用法と思います。
『ヒルトンHオーナーズ』のゴールドはあるが、ヒルトンの場合はマリオット系と違ってラウンジアクセス権はありません。
ヨーロッパではラウンジの利用価値が大きいので、今回はブログ情報で3,800円の『ヒルトンダイヤモンド権』を落札しました。
アムステルダム中央駅のDouble Tree by Hilton で早速その威力を発揮しました。
その『なんちゃってダイヤモンド』で、ちゃんと運河を一望できるExecutive Loungeと朝食が付きました。


このホテルを決めた一番の理由は完璧な立地です。中央駅から徒歩3分のウォータフロント沿いにあり、ダム広場を起点に、市内観光スポットのどこへ行っても便利です。


ホテルの目の前にはヨーロッパ一巨大な水上中華レストラン、ここの飲茶はかなり豪華でおいしい
アムステルダムの美しい運河クルーズはたとえ雨でも、決行してしまう


晴れているなら水辺の風景のあるここの街歩きはどんなに素敵だろう


飾り窓で有名な夜のスポットも道路を渡ってすぐ


今回はこのホテルにして大正解と思います。お部屋そのものは別にして......(笑)。
特によかったのは、ここの丁寧かつスマートなサービスです。
朝食は1階にある別のレストランを丸ごと貸切ってホテルの朝食会場にし、メニューも普通のマリオットレベル!
ラウンジにあるヨーロッパ風の駄菓子コーナーは遊びがあって楽しかった!
出発の日は朝早く、コーヒーだけ飲む予定だったが、焼き立てのクロワッサンやオレンジなどたくさん入った朝食パックを用意していただきました。



二.2度目のキューケンホフ公園は雨の中
数年前に初めて来た時の感動が忘れられなくて、今回もキューケンホフを楽しみにしていました。


とても素敵な園内ですが、お花も新緑もみずみずしくて......でも、やはり晴れの日がいいな......
園内は盛りだくさんのチューリップも美しいが、丘と池のランドスケープが特に素晴らしい



雨の日のサービスかな、切り花を自由に持って帰れるコーナーがあり
雨足がどんどん強くなり、雨にも負けず、事前に予約したサイクリングを敢行


あいにくのお天気でしたが、2度目のキューケンホフを頑張って楽しみました。
三、またも雨中のDutch countrysideツアー
オランダには色とりどりの可愛らしいビレッジがたくさんあります。
とてもかわいい緑のハーモニーのようなザーンセ・スカンス村へのツアーも楽しみでした。
ザーンセ・スカンスはアムステルダムから電車でも30分位で行けるようで、運河沿いに並ぶ緑色に塗られた家々は、今も人々が住む保存地区になっていて、牧歌的な生活はまるで童話の世界


フランスやイタリアの山間や崖沿いの美しい山村と違って、オランダのダッチカントリーは平原と運河に囲まれた水と緑の美しい風景


オランダの北部ではさらに牧歌風情たっぷりの村Giethoomがあるが、いつかゆっくり訪ねてみたい
村には自慢の風車群もあるが、数年前にキンデルダイクの風車群でいっぱい見たので、今回は雨もあり近くまで行くことをやめた
雨中のアウトドア観光には限界があり、インドアの木靴工房へ見学したり


チーズ工房をはしごしたりして楽しかった。オランダのチーズはやはりおいしい、スナックで食べたとろけるチーズのかかった暖かいナチョスはまさに絶品!



現地発のツアーへは結構良心的で、最後に漁港フォーレンダムからフェリーに乗り、小さな港町マルケンまで連れてくれました。
この時期のオランダが初冬のように寒くて、カラフルな建物がたくさんあるかわいい港町ですが、雨と風で結局ほとんどこのカフェで海を眺めていました。
今度は晴れの時に来ます!