【世界一周!ファーストクラスで一人旅】 後半5 ロンドン満喫と少しのコッツウォルズ
ロンドンのような大都会は、可能なら暮らすように滞在し、季節と気分に合わせその様々な姿をゆっくり楽しみたいです。
何百年もの栄光が満ちた帝国の首都の偉大な建築の数々、いまだに現役の王室文化、新しい欧州のトレンドをベースにしたコスモポリタンな空気、さらに少し足を延ばした美しい郊外、ロンドンという都会の魅力は数えきれません。
今回はまるでオランダでの連続雨の悪天候をリベンジしたようで、ロンドンでは素晴らしい好天に恵まれました。
一、多彩な魅力のある大都会で街ブラ
1.わくわくの到着
ユーロスターが到着したセント・パンクラス駅(Pancras St.)。そのような豪奢なゴシック様式の建築は今後もはらヨーロッパ現地でしか観られない歴史記念物となるでしょう。
駅構内は便利な近代風に改装され、洒落たカフェやショップが立ち並んでいます。


隣接するキングス・クロス駅(King's Cross station)のある有名な 9の3/4番線を寄って、記念写真を撮る観光客の列は依然長いです。
ちなみに、その日は朝からホテル(朝食パック)、乗換のブリュッセル駅付近のカフェ、ユーロスターのモーニング、合計3回も朝ごはんを食べました(爆)。




2.大晴天のロンドンを満喫
ロンドンは大晴天で、気分もぱっと明るくなりました!ロンドンはある意味ではニューヨーク以上の大都会で、晴れた日の景色はいっそう美しくなりました。
青空に映るテムズ川は最高!
今回はビッグベンの片方は工事中でクローズされていたが、ロンドンアイの存在感は相変わらず圧巻、
映画『哀愁』の舞台でもあり、晩年のモネにも愛されたウオータールー橋(Waterloo)からの眺めは最高、


橋からテムズ川の眺望はいつも格別、ロンドンブリッジまで足を延ばし、
大都会の空気を感じながら、街ぶら
リージェント・ストリートの季節折々の飾りはいつも素敵
この界隈では来る度に”表敬訪問”をしたくなるようなショップが多く、


迷いながらも結局毎回入ってしまうリバティの裏にあるラーメン屋さん、


目的なしの街ブラも楽しいです。


大都会でありながらも美しい公園も多くて、緑がたくさんあります。短い滞在で行ける範囲は限られているが、バッキンガム宮殿周辺の散策でも十分心地よいです。


二、王室文化と芸術を楽しむ
1.煌びやかな英国の王室文化
現代において、中世期からの王室の雰囲気をこんなに身近で感じられる場所はロンドンしかありません。
時間があればいろんな宮殿見学もしたいが、ロンドンにいると日常でもさりげなく優雅な王室の薫りが感じられることが多いです。
バッキンガム宮殿あたりで出会った気品たっぷりな騎兵と王室馬車
華麗な王室馬車や凛々しい騎兵の姿はまるで映画の世界、


ロイヤルグッズのショップも好きで、今回は英国ルーツのワンちゃんにかわいいプレゼントを見つけました。このようなパークに連れて来られるならどんなに喜ぶだろうと妄想に浸っていました。


2.芸術の宝箱のようなロンドン
数えきれないほどの美術館、博物館をはじめ、アート好きならロンドンはまさに夢のような場所です。
王道の大英博物館もいいが、個人的には建築そのものがまるで宮殿のようなナションナル・ギャラリーが好きです。


素敵なセミナーも時々あり、無料でこのような上質な時間が過ごせることはなんて贅沢でしょう。
ちなみに、別館のナショナル・ポートレート・ギャラリーの3階にあるPortraitというレストランはかなり上質です。(予約必須)
トラファルガー広場の周りの屋根の景色が一望でき、眺められ、美術館の食堂と思われがちだが、ほぼお上品な現地の方々ばかりの素敵な場所です。
アフターヌーンティ-という『芸術』
英国の紅茶タイムは、食というカテゴリーより、もはや五感で楽しむ優雅な複合アートと言ったほうがよいでしょう。
有名なところはたくさんあるが、個人的にはロンドンならではの老舗ーーフォートナム&メイソン本店4階の『ダイアモンド・ジュビリー・ティーサロン』が好きです。


サロンの待合スペースにピアノの生演奏があります。この演奏は選曲にしても、演奏の技術にしても、その場の雰囲気に完璧にマッチされ、チケットを買って聞きたくなるようなハイレベルです。
ちょっとタイミングがずれて演奏者の名前を伺えなかったのは、今の旅での最大な心残りです!
もちろん、アフターヌーンティーそのものもよかったです。ゆったりした席、丁寧なサービス、ボリュームもたっぷりです。40種類位の紅茶を自由にお変わりでき、その都度新しいポットでサーブされます。
サービス料は固定制で、二人分で合計約100£と思いますが、結構なお値段でした。
本物の芸術ーーロンドンでミュージカル鑑賞
ロンドンにいるとミュージカル鑑賞は必須です。
なぜかというとトップクラスのキャストと一流の舞台演出をそろって、手軽にチケットが手に入る環境はなかなかないからです。
実は、今回はちょっとしたハプニングがありました。
当日券を割引で購入できるありがたいtktsで並んでいたら、夫は一番目立つ美人女優のポスターに惹かれ、『WITNESS』という新しい演目を見ることにしました。
しかし、劇場はテムズ川沿いのLondon County Hallにあるのはちょっと引っかかったが.....
入場したら、びっくり!結局は本物の役所が改装した劇場での全編セリフのみの法廷劇で、10分も経たないうちに、本人がすでに爆睡.....


途中休憩時退場......、テムズ川の夜景観賞に方向変換(爆)


翌日、定番のコヴェント・ガーデン(1年前に来た時よりずいぶん閑散した雰囲気に変わった)を寄ったが、結局中華街で広東料理を食べました。(まずます本格的になった)


王道のウェストエンドのクィーンズシアターで『レ ミゼラブル』を鑑賞しなおし、大満足でした。
三、緑溢れる郊外へ
ロンドンで夫が先に帰国したので、遠足日和のような晴れ間が続き、一時期はまっていたドラマ『ダウントン・アビー』(Downton Abbey)のロケ地めぐりツアーでコッツウォルズへ出かけました。
なだらかな丘陵地帯が広がっているロンドン郊外の初夏は美しいです。


本ロケ地のハイクレア城は閉館中のため、代わりにブレナム宮殿(Blenheim Palace)へ行きました。
この宮殿は広大な敷地をもち、アン女王がイギリスのチャーチル首相や故ダイアナ妃の先祖にあたるジョン・チャーチルに贈呈された歴史があり、1987年に世界遺産に登録され、敷地内には広大な庭園がいくつもあります


内部も豪奢で、絵画や置物、衣装、古書籍など素晴らしい蔵品がたくさんあり、一日いてもたっぷり鑑賞できます。


コッツウォルズで最も有名なBourton On The Waterに立ち寄り、


ここは何回か来たけど、のどかな水辺のカフェでの時間がいつも心が和む、


ロケ地めぐりというより、コッツウォルズの遠足が相応しくなってきたような気がしてきた。もう一つの美しい村Birburyに、


有名な"アーリントン・ロー"といつか泊まってみたいホテルスワン、




本当にロケをしたような場所もいくつか......




ロンドン満喫の時間でした!