【世界一周!ファーストクラスで一人旅】 後半11 ザグレブから訪ねた美景
ザグレブの周辺にも、一生に一度は訪れたい絶景と言われてる名所がいくつもあります。
今回はその内の数ヶ所を訪ねることができ、その地の空気を吸い、美しい景観を自分の目で確かめ、五感でそれぞれの美景を堪能できたことは旅の良い思い出になりました。



一、「絶景」の名にぴったりなプリトヴィッツェ湖群
プリトヴィッツェ湖群はクロアチア境内にあり、全体は広大な国立公園です。
総面積は192平方キロほどがあり、あれほど広大な大自然で迷わず一人でハイキングする自信はありません。
ザグレブからの公共交通はかなり不便で、慌ただしいツアーも避けたいし、ラッキーなことに、ルカという素敵な運転手兼ガイドの6人グループで行くことができました。
好青年のガイドに出会えたのもこの旅の幸運と思います。
話を聞くて彼はドイツチームの選手だが、結婚資金をためるためオフシーズンだけ故郷に戻ってバイトをしています。
歴史学の修士号も持つルカが複雑なクロアチアの民族文化や旧ユーゴの歴史変遷などを織り混ぜながら沿道の風景を紹介し、一路とても和やかな雰囲気でドライブを楽しみました。


絶景スポットで有名なラストケ村に立ち寄り、




この童話のような美しい村の住民はほとんど別の場所に移り住み、ここにある民家は観光客用の民宿となっています。




簡単な入園ゲートを過ぎたらもう大自然です。
園内は自然のままな地形にそって歩道だけ整備され、ルカのような頼もしい現地ガイドさんがいてくれて心強いです。
大小90数か所の滝と16個の湖があり、個々の滝はそれほぼ大きくなかったが、滝と湖で形成されたランドスケープはまさに絶景、


廃材でできた歩道は息がのむように美しい!


初夏の鬱蒼とした自然林と天然宝石のような湖水がまた素晴らしい❗


園内は倒れた廃材のみを使用し、自然の変化に合わせて木の歩道を整備することに徹したため、激流の力で道が変わったりすることもよくあるようで、


あまりにも広くて、一番短い遊覧コース(湖5、6個だけ見る)でも徒歩のほか、フェリー、バスなど併用をしないといけない、




ガイドの説明があると、点在する記念碑の由来やスポットも漏れることはなく、


15キロほどの絶景と森林浴で、大満足な一日を過ごしました。
二、スロベニアの美しい首都
次の日、もう一組の方といっしょにまたルカの案内でスロベニアへ行くことにしました。


山々に囲まれているこの小さな国は田園牧歌のように素敵です。
いままではあまり知られていなかったが、アメリカのファーストレディの母国ということで、近年観光客も一気に増えてきたようです。
首都のLjubljanaは和訳でなぜか難しく「リュブリャナ」と訳されたが、英語では「ルビアナ」で通っています。
到着時は小雨が降っていたが、まずはケーブルカーで丘上のリュブリャナ城に上りました。
高い丘から市内を一望でき、晴天なら隣国のオーストリアでも見えるだそうです。
街には中世からのさまざまな様式の建築物が混在し、まるでアンティーク建築の博覧会、




帝国風?イスラム風?モダン風?
市内にはこれでもかのように異なる素敵な中世風の建物が密集し、




川が流れている市街地を繋がっているいくつかの橋も全部絵になる、
そのうちスロベニアの有名建築家が設計した橋もいくつかあるようで、




街全体はのどかなヨーロッパ風格で、街の中心にある広場では大規模な青空市場のほか、偶然月一の「オープンキッチン」という食フェスも開催していました。


魅力的なお店がたくさんあり、みんなで食べて、飲んで、あぁ、楽しかった!






今度は晴れの日にゆっくり泊まりにきたいです!



三、「アルプスの瞳」ーーブレッド湖
実はスロベニア境内には大きな湖は一つしかありません。
その唯一のブレット湖には「アルプスの瞳」という別名があるように、絶景です。
リュブリャナから1時間ほどドライブですが、ようやく晴れてきました。
まずは湖畔沿いの断崖の上に建つブレッド城へ向かい、駐車場からお城までさらに15分ほどの急な坂道があります。


ブレッド湖を一望できました!
ルカの話を聞くと、フレッド湖が一番魅力的な時間はやはり朝霧がすこしかかった早朝なので、静かな湖畔で歩くと、仙境にいると錯覚してしまう.......


お城はちょうど大がかりな修復工事中、崖上の工事はかなり大変みたい......


内部は全部見学でき、




お土産店もいつくかあり、中世風の印刷工芸の実演販売もあります。




湖畔に降りて、昼すぎの光線、透き通るような湖水、
静かな湖畔......



オフシーズンのその日、残念ながらブレッド島に渡る手漕ぎのプレトナ・ボートは乗れなくなった.....
最後に名物のクリームケーキをテイクアウトし、湖畔でその美しい姿をしっかり目に焼き付けました。


