たまには国内!ふふ河口湖宿泊記
紅葉の美しい時期、久々名古屋から車で東京へ行くことにしました。
家は旅となると海外が多く、エ〇シブのようなメンバーシップをもっていないので、国内旅行の時もマリオットのようなチェーン(大味?)が多かったです。
今回は偶然河口湖で先月オープンした「ふふ河口湖」のことを知り、ちょうど紅葉まつりの時期と重なり、泊まってみたくなりました。
1.素敵な第一印象
10月1日にオープンしたばかりで、電話で問合せた時すでに満室でしかも無料キャンセルの期間もすぎたが、ダメ元でキャンセル待ちをかけました。
宿泊予定日の2日前、運よく部屋の空ができたという電話をいただきました。
電話でのやりとりで、クレジットカード情報を伝えようとしたところ、「ご到着時でいただければよいです」という対応でした。
ロイヤリティプログラムでよく利用しているホテルでもないのに、そういうスマートな対応はホテルの品格が伝わってきました。
富士五湖沿いの「湖北ビューライン」の沿道景色は絵のように美しい、
紅葉トンネルあたりの紅葉も見頃で、
もみじ回廊と久保田一竹美術館から閑静な坂道を曲がったら、紅葉の林の中からホテルの姿がみえた。

エントランスで数名の男性スタッフが出迎え、
まるでしゃれたガーデニングサロンのようなロビーラウンジ、




ハーブティ-をいただきながら、バトラーと合流、
バトラーの案内で部屋移動、チェックインは部屋で行う。


2.スモール・ラグジュアリー・ホテルの魅力
SLH(Small Luxury Hotels )というカテゴリーがあるように、小規模でありながらも個性的な魅力のある上質なホテルも素敵です。
ふふ河口湖はまさにそのような感じで、全館スイートタイプのわずか34室の贅沢な作りです。
天然温泉の露店風呂付きの快適客室


木のぬくもりがいっぱいのテラスルーム。全開可能なガラス戸でバルコニーにもなる、
快適なベットルーム、


アンダース系のような室内ミニバーがあり、個人的には備え付けの富士溶岩石の水が一番好きだが、ソフトドリンク&ビールは自由に飲める。
タオル掛けなどの細部もおしゃれセンスが光っている、


オーガニックに極めているアメニティ類は森のヒーリングのようなやさしい匂いだが、ドライヤーはちゃんとハイテクなDyson Supersonic!


細部の気配りとシックなデザインはラグジュアリー感が漂う。
石オプジェのカフェスタンド(左)、缶入りのケーブル類(中)、木製の靴べら(右)



機能的な電気まわりとセンスの良い水まわり、


目の保養になる館内インテリアの数々
大人が癒されるバーエリア、


山と森に溶け込んでいるテラス、


昼と夜、異なる魅力のある庭、


ピクチャウォールで作った館内案内
魅惑的な夜の館内




3.素晴らしい食のプレゼンテーション
豊富な山梨の食材を地産地消で、薪と炎と溶岩をコンセプトにした食の演出は五感を満たしてくれました。
夕食は薪、海と山の幸、汁物、鮮、溶岩、香草、食事、水菓子の懐石料理のフルコースで、一品一品素敵な器で美しく盛り付けられ、食材の美味しさもたっぷり堪能できました。
朝は富士五湖イメージの和朝食で新鮮な食材がふんだんに使われ、郷土風の納豆と豆腐のグラタンも大変おいしかったです。
おまけ:ベストシーズンのいま
ホテルからもみじ回廊まで徒歩で5分もかからないので、ベストシーズンのいま、朝、夜好きなだけ紅葉を楽しむことができます。



