気ままに行く欧州の旅⑥ セビリアの街歩きとGOTロケ地巡り
サンクトぺテルブルグからロンドンまではBAの直行便があり、ロンドンでイベリア航空を乗換、アンダルシアのセビリアまでの移動は案外便利でした。
ロシアの10月はすでに初冬らしく、特に天候多変なサンクトぺテルブルグでは滞在中ほぼ毎日雲の厚い天気が続き、セビリアに着いた瞬間、太陽が燦々と降り注いでいる町全体が金色に輝いているように見えました。
一、GOTのロケ地巡り
世界的な大ヒットドラマGOT(ゲーム・オブ・スローンズ)を見て、すっかりドラマ中の美しいロケ地に魅せられました。クロアチアのドブロブニクで中世的な舞台を見て、今度は南国情調のロケ地のアンダルシアに来ました。
アルカサルReal Alcazar
ドラマの中ではエキゾチックな南の国ドーンのロケ地はここだったので、セビリアに着いてからまずお城へ直行します。沿道の街並みはすでに良い感じ、




オフシーズンの平日、お城の前はまさかの長列!しかも当日券が売り切れ?


少し探したら、スキップラインの割増ツアーを発見。25€で順調に入場、


観たかった!このムデハル様式の「乙女の中庭」!


パティオにある池とそれを囲むような両サイトのエキゾチックな回廊が本当に美しくて、


ここは現存する“ムデハル様式”の傑作とも言われ、息を呑むほど繊細な格子細工も素敵で、ずっと眺めていたい.......


宮殿はかなり広くて、ほかにも様々な大広間、ホールがあり、形だけのガイドにあまり期待はしていなかったが、その英語はあまりにも理解に苦しくて、結局たくさんのアーチ、透かし彫りのような彫刻の建具、タイル装飾の壁、床、贅を尽くされいる内部を一通り見て廻ってから、緑いっぱいのテラスから一人で動くことにしました。


宮殿のもう一つの見どころでもあるファサードと狩猟の中庭をすぎ、


さらに7つの庭で構成された巨大な庭園がありました。




この庭園だけでも一日かかってゆっくり鑑賞したいな!




アルカサルは1987年に世界遺産に登録されたが、ここですっかり満足になりました。
行く予定のアルハンブラ宮殿を取りやめることにしました。
二、スペイン広場
セビリアにある1929年のイベロ万博のパビリオンだったスペイン広場は文字通り世界一美しい広場と思います。
大好きな回廊建築がどんな角度からみても絵になる、




ここでかつてコロンブスが新大陸を発見し、スペインが栄華を極めた黄金時代を思い出し、


アンダルシアの歴史と文化を感じ、


夜になると広場の池にボートを漕ぐ優雅な市民の姿を眺め、


いつかスペイン語を習うことがあれば、セビリアが第一候補でしょう。


三、街歩きとバル巡り
セビリアは太陽、青空、緑、お花、美食、歴史、建築......素敵な街歩きの要素が全部揃っているような楽しい街です。
今回は周辺の街へ電車で行く予定だったので、サンタ・フスタ駅付近のホテルにしたが、数日滞在するならやはり旧市街地にあるカテドラルやヒラルダ塔付近のエリアが便利です。




朝、昼、晩、いつでも、どこでも絵になる。




歴史的な建造物が多く、街歩きがとにかく楽しい、




おしゃれなバルが至るところにあり、味もサービスもお値段も全部良し、








セビリアは人を幸せな気持ちになれる魔法のある街です!