気ままに行く欧州の旅⑧ 遠足で行く断崖絶壁の街ロンダと白い村
一、セビリアはアンダルシア観光にも便利な街
セビリアが好みにあっている街で、特に予定がなくても市街地で地元の結婚式を眺めたり、スペインとイスラム風が混合している建築を観たり、地元人に混ざっていろんなバルハシゴをしたりして、飽きることはありません。




よく治安のことはどうって聞かれたが、私が夜のスペイン広場や、プラド・デ・サン・セバスティアン公園の夜市などへ出かけたりして、10時頃の一人歩きでも特に危ないという感じはなかったが、もちろん大荷物を持ち歩かない、キョロキョロしない、見知らぬ人についていかない等、基本的な安全ルールを守らないといけませんが......




ちなみに、セビリアで有名なマエストランサ闘牛場への見学も日差しの強い昼間を避け、夜に行ってきました。






要塞都市のロンダやアンダルシア地区で有名な白い村への遠足もセビリアからはアクセスが便利です。レンタカーで行くなら好きなところへ好きなだけ滞在できるが、ロンダまでの山道はかなりwild(険しい)と聞き、ホテルで相談したら、やはり現地発の少人数ツアーを薦められました。
二、ロンダまでの道のりは美景が続く
セビリアの街を出て、しばらく走るとすぐ山の風景に変わった。


休憩で立ち寄った田舎のレストラン、


美しい山と湖を眺めるために昔のカトリック王国とムーア王国の国境にあるラス・アグサデラス城で写真ストップ。


一つ目の白い村Zahara de la Sierra


日本からのツアーだと有名なミハスへ行くことは多く、実はアンダルシアのほとんどの村は白い壁で、Zaharaにも立派な展望台があり、地中海は見えないが、山一面に広がるオリーブ樹の景色もとても素晴らしい。


村の中心部はミハスほど観光客がないが、立ち並んでいる可愛いお土産屋さんがあり、教会前の広場でのんびりしたカフェタイムも心地よい。


白い家々の飾りが可愛らしくて、レストランのオーナーも素朴で親切。




古き良き時代からのオリーブオイル工房
ヨーロッパの現地ツアーではがゆったりしたものが多く、結構好きです。Zaharaは小さな村だが、ゆっくりカフェなどできる自由時間もあり、途中立ち寄った雰囲気のあるオリーブオイル工房など自力ではなかなか行けないだろうと思う。




伝統的なオリーブオイルの作り方も一通り拝見、




二つ目の白い村Sierra de Grazalemaは祭り中
途中から山道で結構渋滞があって、実はその日ちょうど村の年に一回の「馬飾り」の祭りが行われています。近隣村からやスペイン各地からの観光客も多く、小さな村はすごく賑わっている。




普段はおそらく静かな村には観光客で溢れ、レストランはどこも超満員、慣れない店員さんはあ然なようで、




カラフル-に着飾っている馬と騎手の登場!
すごい美少女の乗馬姿もなかなか、
Grazalemaでの時間はとても素晴らしかったです。
三、ロンダだ!
Grazalemaから出たら渋滞もなくなり、しかし高い崖の上に建つ要塞都市のロンダへの山道は本当に険しかった!
ロンダに着いた!観光場所のロンダベランダ-という展望台とヌエボ橋まではバスセンターから徒歩20分ほどかかる。






辿り着きました!ロンダベランダ-と呼ばれているマリア・アウクシリアードラ広場の展望台。
写真では分かりにくいが、突き出している手すりの先はもう断崖絶壁!近づくになれるまで少し時間がかかった!


ヌエボ橋への眺めはまさに絶景!


移動しながら絶景鑑賞!


グアダレビン川の浸食によってできたタホ渓谷の二つの崖に立つ旧市街と新市街をつなぐヌエボ橋、


上から白い糸に見えたのは実はヘミングウェイの道という名の下る坂道。
結構すべりやすい下り坂で20分位降りたら、
さらに素晴らしい景色が目に前に広がった!


登り坂がさらにきつく、崖沿いのカフェで一休み、
ロンダには結構素敵なレストランも多く、次回はやはり一泊し、夕日が照らした崖の姿を見てみたいね。


時代の流れでスペイン国内での闘牛もどんどん衰退になっている現在、闘牛場の閉鎖も増え、ロンダの闘牛場はまた貴重な観光場所となっているが、セビリアですでに見学したので、ここでは残りの時間を小さな広場で過ごしました。


楽しかったセビリアからの遠足でした。