気ままに行く欧州の旅⑩ 街全体が美術館のような美しいプラハ
プラハの美しさを形容する美称は実にたくさんあります。
「建築博物館」、「黄金の都」、「百塔の街」、「宝石の都市」.......プラハのような美しすぎる街は本来ならそこだけで1,2週間ゆっくり滞在できる旅スタイルが理想ですが、思うようにいかないのはまた残念な世の常でしょうね。






いまだに日本からの直行便はないようで、欧州内での列車移動が快適で便利です。
ウィーンからプラハまではレイルジェットで約3時間半位です。
ちなみにチェコ発ウィーン行きの列車だと、社内食堂は美味しくて安いです。1等だと席までフルサービスも可能なので、一人旅にはありがたいです。


車窓から素敵な欧州田園風景を眺めながら、もうブラハです。




一、建築宝庫のプラハでカフェ巡りと街歩き
カフェ巡り
プラハの街並みは11~18世紀に亘って幾度もの戦火から逃れ、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、さらにアールヌーヴォ様式等、様々な時代の建築物がまるで博覧会のように混在され、多彩で美しい建物の一部を利用したカフェ巡りも楽しいです。










建物の隙間を巧みに利用し、遊び心満載のところもあり、一人でやっと通れるような入口に信号機があり、




一列に並んで狭い階段を降りたら、案外広いテラスのあるシックなカフェレストラン、


街歩き
建築の博物館のような旧市街で街歩き、








大きな工事現場もちょっとしたテーマパークのような仕掛けを作り、




様々な年代の建築にある華麗な装飾はまるで芸術品、




長い歴史で蓄積されてきたセンスの良いアートが至るところにあり、




パリの街角?って一瞬錯覚するような高級ブランド街、


マーケットだって、こんなにお洒落、




ここだけで半日位ぶらぶらしていたいな、




リバークルーズ
悠然と街を縦断するように流れているモルダウ川からの眺めはまた格別、
ここにもアートがあり、
情調溢れる旧市街と華やかな新市街が不思議に融合している美しい街並みを眺めながら、スメタナの「わが祖国」のメロディが自然と浮かぶ、










二、必見!プラハ城
フラチャヌィという丘の上に聳えたつブラハ城の秋は格別に素敵です。
ここはギネスで認定された世界で最も大きなお城の一つであり、特にゴシック風の聖ヴィート教会は中欧たくさんの聖堂のお手本とも言われています。
美しいトラムで到着。お見事な黄葉に出会った!


中心部へ向かう、


巨大すぎて、広角レンズがないと全体が収まりきれない程壮観な聖ヴィート教会、
様々な角度から眺め、美術館のパティオのベンチに寝そべて見上げる尖塔がいっそう迫力が感じる。




内部も美しい。


格好いい衛兵の交代パフォーマンスも素敵で、




カフェでチェコ風アップルパイをいただきながら、違う角度からもお城鑑賞。


いろんな欧州の古城を見てきたが、プラハ城は特別にロマンチックで魅力的!売店でかわいい絵本を購入しました。
帰り道は美しいオレンジ色の屋根と石畳みの絶景を楽しみながら、石階段で降りた。


長い下り道だが、沿道にレモネード売りのスタンドや占いなどがあり、




降りたところは素敵な庭園があります




ジンジャークッキーの売店を冷やかし、
いつも賑わっている有名なカレル橋を渡って、旧市街に戻りました。


三、プラハでの異文化体験
チェコはEUに加盟したが、いまだにユーロではなく、独自の通貨が使用されいるためか、とにかく街角には両替の看板が異様に多いです。


噂のビアSPA
行ってみました。
旧市街の中心部にあるお店ですが、写真映りや話題性にはよいかもしれないが、たしかにビールは飲み放題ですが、SPAと言っても、まったく落ち着かないビール風呂の場所でした。






さらに衝撃を受けたのはプラハの白鳥たちです!
数に圧倒された!
逞しさに圧倒された!


季節柄か、自分の中の「白鳥の湖」が新たな一章が加えられたような体験でした。




とは言い、プラハの魅力はやはり無敵です。今度の春の欧州旅もまた少し寄ることにしました。
次はオーストリアの湖畔にある美しい街へ行きます。