一目瞭然!超初心者の陸マイナー生活

ワンワールドのFクラスで行く世界一周、陸マイルで世界もう一周を目指す

ぶっちゃけ!ファーストクラスの夢と現実

 

昨年の秋からワンワールドエクスプローラー・世界一周(4大陸)』のファーストクラスの世界一周券を使って旅に出かけましたが、諸事情により旅を前半と後半に分け、ロンドンで別途ANAの特典ビジネスを使って日本に一時帰国中です。

特典航空券はそのような長い期間においては、有効期間が長く(1年間有効)、変更も自由(日程変更が無料)なので、最適です。

 

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旅の前半で立て続けで合計5回のファーストクラスを乗りました。

ぶっちゃけ、ファーストクラスの夢と現実について思ったことを纏めてみました。


1.日本航空JAL)006便  羽田(HND)~ニューヨーク(JFK)
 2.キャセイ・パシフィック(CX)888便  バンクーバー(YVR)~ニューヨーク(JFK)
 3.ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)066便  フィラデルフィア(PHL)~ロンドン(LHR)
 4.ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)109便  ロンドン(LHR)~ドバイ(DXB)
 5.カンタス航空(BA)009便  ドバイ(DXB)~ロンドン(LHR)

 

一、ファーストクラスだからこその魅力

1.快適移動

空の上という限定された環境では、広くて、快適な座席で食べてよし、寝てよし、座ってよし、贅沢三昧で目的地へ移動できる。

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まるで洋館のリビングのような空間、階段やラウンジのある機内。

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 2.様々な美食を思うのままに楽しめる

高級シャンペーン、有名シェフ監修のグルメ、幻の限定品等々、和洋中、好きな時、好きなだけ料金とチップと予約を気にぜず、思う存分に楽める。

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3.便利で優越感が感じる特別サービスの数々

普通の人は日常の暮らしではなかなか味わいにくい特別扱いで優越感が感じられる。

空港に到着した時点から特別扱いされ、贅を極めたファーストクラスの専用ラウンジ、優先搭乗、快速通路、プライドをくすぐるようなサービスが盛りだくさん。

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4.素敵なギフトがもらえる

アメニティをほしくて特定のファーストクラスを乗る上級客がいる位。ロンドン老舗デパートのリバティや高級スポーツカーのポルシェとコラボしたポーチや、人気デザイナーのパジャマ類など、ファーストクラスに乗る者だけでいただける素敵なギフトの魅力が大きい。

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 二、ファーストクラスの現実

たぶん気づく方は多いけど誰も言わなかっただけと思うが、いくら広い座席、個室風な仕切りのあるファーストクラスでも、実際の所有空間はおそらく普通のネットカフェより狭いでしょう。

要はファーストクラスの贅沢とは、機材や座席そのものより、付随している”インクルーシブ方式”(笑)で楽しめる上質な飲食、バトラーのように世話をしてくれるCAさんがいる『非日常』的なサービスに価値があるではないかと思います。

しかし、サービスを提供しているのは人間であり、国民性が違えば、同じファーストクラスでもキャリア(航空会社)によって全然違くものになりました。

日本人CAさんのような細かな気配りを欧米のキャリアに期待しても無理があります。

1.案外普通の機内食

食事に関してはJAL SUITEは格別です。

高級割烹風の和食と同等の食材、盛り付け、サービスと求めるとは、欧米なら星二つ以上のミシュランレベルになるので、海外キャリアの機内ではさずがに無理があります。

ファミレス風な機内食、紙カップのままで出されたアイスクリーム。

 

 

 

2.空港ラウンジも様々

ドバイのA380専用ターミナルのコンコースAにあるEmirates First Class Loungeのような名実とも素晴らしいファーストクラスラウンジもあるが(旅の後半でAl Safwa First Loungeを楽しみにしている)、

彼方の栄光にかかっているBAのコンコルドはすっかりインド系にアウトソーシングをし、ダイニングエリアのスタッフの無愛想は結構有名になり、無料のマッサージサービスもそう簡単に予約は取れない。

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3.ファーストクラス設定のある路線は減少傾向

何より問題なのはファーストクラスを廃止したり、設定路線を縮小する航空会社が増える傾向がある。

欧米大陸内ではすでにビジネスクラス止まりのフライトが多く、アジアでも中近距離の路線がどんどん見直されている。

まあ、乗れるうちにたくさん楽しもう!

 

三、次のファーストクラスの旅(もしあれば......)

世界一周券の後半ではカタール航空キャセイ航空、そして3回目のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を乗る予定です。


陸マイル併用でOW(ワンワールド)もSA(スラーアライアンス)も特典航空券で世界をもう一周できるマイルは溜まっているが、マイルで世界一周の関連ブログで読み進んでいるうちに、ファーストクラスの特典利用にはやはり多くの限界を感じました。


次の世界一周へ行けるなら、おそらくスターアライアンスの34000マイルタイプの航空券を購入し、タイ航空、シンガポール航空、ルフトハンザ航空のファーストとラウンジを楽しみ、イスラエルキューバ、ハワイ(離島)、ニュージランドなどへ旅をしたいですね。