春の欧州② 芸術三昧のパリと欧州までの寄り道
一、今回欧州の入口は芸術の都、パリ
快適なエバー航空の夜行便で楽々早朝のパリに着きました。


デザイン性重視のシャルル・ド・ゴール空港で異なるターミナル移動はJFK、LHR同様、速攻で旅の疲れを思い出させました。


今回旅のメイン目的地スペインバスク地区の玄関ビルバオへ夜発のエールフランスに乗り換えるため、まず同じT2にある荷物預かり所でスーツケースを預けました。
荷物預かり所のフロアのDoreeカフェは安くてうまい。昔空港から地方へ直行するTGVに乗る前もよくここでひと休みをしました。


丸々一日があるので、今回は市内へ出て美術館と美術館併設カフェなどを巡るプランをしました。
1.パリ市立近代美術館(Musée d'art moderne de la Ville de Paris)
16区にあるこのパブリックの美術館には、鮮やかな色彩が画風のデュフィ(Dufy)の大作『電気の精』、立派な美しい支柱に囲まれる美術館カフェがあります。10時の開館に合わせ、シャトルバスで向かいました。




残念ながら旅行した4月の時、『電気の精』が貸し出し中で、カフェも工事のため閉鎖されていました。


現代作品はあまり理解できなく、常設の無料展示作を少し鑑賞し、




美術館の建築を鑑賞するに外へ出ました。
1937年パリ万博のために作られたこの美術館の建物自体も芸術品のように素晴らしいです。




建物の外壁に施した彫刻の緻密さとスケールに圧倒され、




セーヌ川方向の向かい側は、もうエッフェル塔!


近代美術館ではモーニングカフェができなかったが、道路の向かい側にマルシェを見かけて、ローカル味の食べ物を目で楽しみながら、フランスに来た!っと実感しました。




2.オルセー美術館でランチ
短いパリ旅行の美術館選定は結局ルーブルになってしまうが、今回は気軽な一人旅で、華やかなミュゼ・ドゥ・オルセー・レストランでランチすることに決めました。
イエローベストのデモでシャンゼリゼ通りは全部通行止めのため、Uberですこし遠回りをし、昼頃オルセーへ移動しました。




夏休みなどの混雑期ではないので、レストランも予約なしで入り、しかも窓側の席へ案内してくれました。ランチセットでも、特にクルトンをその場で入れてくれたボタージュはさすがに本場らしく、濃厚なバターが効き、美味しかったです!




超久々のオルセー美術館




素晴らしい大作の数々、春という季節柄で特に光と影の美しいモネの作品をたっぷり鑑賞でき、本物に触れる贅沢な時間がとても心地良かったです。




3.オランジュリー美術館のモネワールド
陽気の春。セーヌ河を気持ちよく散歩しながら、もう一つのモネワールド、オランジェリー美術館の睡蓮館へ向かいました。


橋を渡ったらそこはもうチュイルリー公園。
平和な週末、日光浴を楽しんでいるパリ市民の姿がいっそう優雅に映りました。




パノラマ展示の睡蓮ワールド




芸術の世界にたっぷり浸って、あっという間に夕方になりました。
公園を出てヴァンドーム広場方面へ歩き、普段は高級店が立ち並ぶ賑わっているこの界隈もデモの影響でバリケードがあっちこっちに置かれていました。




オペラ座のロワシーバスで空港へ戻ろうと思ったが、残念ながらデモの影響で運行休止になった。バス停で荷物を持って困ってる日本人若者にタクシーシェアを声掛けたが、なぜか警戒されました(汗)。
今度は若い女性から英語で声かけられ、待機中のジャマイカ人のドライバーさんが一人20ユーロでいいよって気持ちよく空港まで乗せてくれました。
ラファイエットで働いている彼女は友人結婚式のためプラハへ行くが、フランス人にしてはすごく英語がうまいなと思ったら、ブルガリアの移民でした。


二、パリまでの楽しい寄り道
欧州までは大好きなエバー航空に乗るため、名古屋からパリまでは大韓航空、タイ航空、そしてエバー航空をハシゴしました。


噂のコチジャン付きのアシアナ航空の機内食


おもてなし感満載の仁川空港


















何を食べてもおいしい機内食、お気に入りのアメニティ、心地よいサービスの数々、欧州まで10時間位のフライトはあっという間でした。