【世界一周!ファーストクラスで一人旅】 後半10 カタール航空搭乗記
ザグレブからの小旅行も良かったですが、この数日名古屋は中東のドーハ並みの高温が続き、一種の記憶再生が起きたようで、前倒しでカタール航空の搭乗様子を整理することにしました。
ザグレブからカタール航空を利用し、途中ドーハをストップオーバーし、市内観光、噂のAI Safwa First Loungeなどの体験を経て、バンコクへ向かいました。



一、ドーハ乗換時の市内観光ツアー
今回も有名な中東御三家航空会社を体験したくて、カタール航空でドーハ経由の経路を組みました。
ザグレブ~ドーハ間5時間半のフライトはビジネスクラス止まりですが、フルフラットの席で快適にドーハ空港に到着しました。
乗り継ぎ時間がたっぷりあるため、事前にカタール航空のホームページで18時発のCity Tourを予約しました。このツアーは以前無料だったようだが、現在はFクラスでも有料になりました。(40QAR、1200円位?)
ハマド国際空港はとにかく巨大で、ゲートから名物クマのぬいぐるみまで約20分も歩きました。ツアーの集合場所はBカウンターの付近です。


参加者はいったん入国手続きが必要だが、ビジネスクラス以上の搭乗客は特別ラウンジ内にある窓口で並ばずに入国できました。
6時発のバスは一番人気なようで、大型バスはほぼ満員でした。


しばらく行くと理由が分かった!
日が暮れるまで44℃の熱気で写真ストップでさえもつらい!(この頃の名古屋状態)
巨大な美術館、博物館をはじめ、オイルマネーの全盛期で名家の手で作られたランドマークはさすがにご立派、


有名なグランドモスクも立ち寄ったが、まだまだ暑くてゆっくり観れない、



高級住宅地のザ・パールではフェラーリーからおなじみのベーカリーまで揃い、


最後に連れてくれた夜市のスーク・ワキーフでようやく暑さが少し和らげ(慣れ?)ました。
このツアーではじめてたくさんの人を見かけました!


魅惑なアラビアナイト!




スックは夜が更けるにつれてどんどん人が増えて盛り上がっていく模様です。


二、待望のカタール航空の本拠地ラウンジ
ハマド国際空港のターミナル1はファースト&ビジネス専用となっています。


中東での「カタール断交」の影響か、巨大なターミナルではほとんどほかの乗客を見かけなく、




ようやく、AI Safwaに到着しました。もはや現実味のない巨大なエントランス、
ラウンジの入口から付きっきりのエスコートで案内してくれました。


広大な空間に、ほかのお客さんの姿は見当たらない、




畏れ多く、一人のために免税店を開けてくれて、


もともと受ける予定のSPAエリアを熱心に全室を案内してくれて、好きな部屋へどうぞという感じで、(爆)




結局ジャグジーを使って、一番オーソドックスな部屋で1時間のBODY SPAをしてもらいました。
巨大なジャグジーに体を支えるようなものはなく、いまいち落ち着かなかったが、
マッサージの方はさすがに技術が高く、最初はロミロミでやっていたが、アーユルヴェーダ風のもみほぐしがいいって伝えたら、即スムーズに切り替えてくれました。


SPAの前に少し食事をいただいたが、がらんとしたダイニングエリアに10名ほどのスタッフのほか、利用者は私一人しかいませんでした!
ハイレベルなお料理ですが、ちょっと食べづらい......




食後、もし軽食するならって案内されたファミリールーム、 一週間位泊まってもいいような食料装備(爆)......




ついでに素敵なビジネスエリアも見学したが、このようなゴージャスで機能的なオフィスがあれば、私でも全力で頑張れます。(笑)




朝便のため、猛烈な暑さのドーハで市内ホテルへ移動するより空港に滞在したほうがいいというアドバイスの通り、完全個室のクワイエットエリア(仮眠室)を少し使わせていだきました。


AI Safwaのファーストラウンジは確かに広大で豪華な作りですが、個人的には明るくてオープン感のあるドバイのEmirates First Class Loungeが好きます。
完全個人の好みかもしれないが、AI Safwa内は贅沢な材料がふんだんに使用されているわりに、大理石洗面台の角が尖っていたり、水圧が弱い上水栓具は使いづらい有名ブランドだったり、ラウンジ内のアメニティーに至ってはこのレベルでは考えられないような最低限の洗剤しかなかったりして、所々でそのハードとソフトのギャップが感じます。


朝食は人気(ひとけ)がありそうなビジネスラウンジへ行ってきました。2階建て作りのビジネスラウンジはとても洗練されたデザインで、素晴らしかったです。




ほぼ貸切状態で畏れ多いが、念願のAI Safwaのファーストラウンジをたっぷり堪能することができ、満足で搭乗口へ向かいました。
ここでの搭乗口はドバイと違って、共同の搭乗ゲートへ自分で移動します。
三、カタール航空A380のファーストクラス搭乗
後半の旅のハイライトはカタール航空フラッグシップ機A380-800の搭乗です。
搭乗してびっくり!なんとこのフライトのファーストクラスは、私一人だけでした。
そういえば、ザグレブでは白の搭乗券ケースしかなかったようで、ドーハのラウンジでファーストの目印のような赤色のケースに変えてくれました。
この路線のアメニティは旧型のGアルマーニのソフトポーチですが、本当は別のブログで見たイタリアブランドBRIC'Sのハードタイプを期待していました。



ミニバーも、洗面所も、全部専用になりました(笑)


男、女一人ずつ乗務員が付き、前夜のラウンジの記憶が再び……飲めないのに......




そんなに食べれないのに.......



洗面所以外、どこへ行ってもエスコートをしてくださる......


ビジネスクラスの方もいっしょに利用できる素敵なバーエリアで息抜き、


至れり尽くせりのフライトで、できればそのまま何泊もしたくなりました!(爆)


バンコクまでの6時間半のフライトは、いつもより短く感じました。