春の欧州へ① 今回の旅概要
一、二転三転の旅程変更
今回の旅ほど旅程の方向修正を何度も変更したことはなかったです。
実はずっと南米へ行きたくて、ANAデスクのスタッフさんのおかげで漸く念願の世界一周ファーストクラスの特典航空券を発券したが、自由なようで結構不自由な仕事の都合で急遽その旅程では行けなくなりました。綱渡り状態で取れた特典での日程変更はほぼ無理なので、泣く泣く一旦キャンセルせざるを得なくなりました。
諦めきれず、日程調整後今度は有償で世界一周券を購入したが、しばらくしたらなんと目玉になっているFRA発のLHファーストを初め、3つのファースト区間の機材変更によりダウングレードが発生しました。これではさすがに有償券の意味がなくなり、ANAも手数料なしでキャンセルをさせて頂きました。
すでに空けてある日程もあり、やはり大好きな春の欧州へ行くことになりました。
二、欧州の旅プラン
近年結構頻繁にヨーロッパへ旅をしているが、行けば行くほどその奥深い魅力に引き込まれています。方向が決まったら、あれもこれも、あっという間にまた盛りだくさんの旅プランになりました。
1.Game of Thronesのロケ地絶景
シーズン7でドラゴン姫が故郷のドラゴン・ストーンに戻ったシーンで使われていた海に囲まれた岩山はサンフアン・デ・ガステルガチェです。
海に浮かぶような石の階段はあまりにも幻想的で美しい。この「スペインでも最も美しい風景」、「世界のすごい階段7選」に選ばれた絶景を見に行きました。
2.念願のバスク地区(PAYS BASQUE)巡り
絶景の「サンフアン・デ・ガステルガチェ」はスペイン北部のバスク地区にあり、最近テレビでもよく紹介されたサン・セバスティアンのような都会の街のみならず、スペインとフランスの国境にある独自の文化と魅力を持つバスク地区の村々を廻る機会になりました。
芸術の街、ビルバオ
美食の街、サン・セバスティアン
美しいフレンチバスクの村々
濃厚な中世的な魅力のあるスペインバスク
海辺に佇むバスクコーストの港街
中世からの巡礼道カミノ・デ・サンティアゴ(Camino de Santiago)
3.芸術の欧州!磁都と迫力のあるタイル絵
アズレージョンの本場、ポルトガルのポルト
旧東ドイツの磁都ドレスデン
4.欧州で教養を深める
プラハにある世界一美しい図書館、クレメンティウム
ポルトにある世界一美しい本屋、レロ・ イ・ イルマオン
ストリート・アートという”芸術”も
リスボンの名物詩のケーブルカー
ドレスデンの芸術村「クンストホーフ・パッサージュ」(KunsthofPassage)
ハイデルベルクの学生牢(Studentenkarzer)
5.魅せられる美しい建築の数々
リスボン郊外にある古都シントラのペナ宮
シントラにあるもう一つの絶景名園「レガレイラ」
ハイデルベルク城と郊外の黒い森にある木枠の家々
6.パリで美術館三昧とモネワールド
盛りだくさんすぎて、ほぼ忘れていたが、パリでこの季節にぴったりな光と影のモネ世界もたっぷり鑑賞してきました。
三、旅のもう一つの楽しみ
乗りたいエバー航空とターキッシュ航空のために、行きも帰りもかなり寄り道をしました。振り返ってみると一枚に航空券でよくもこんなに行けたなって自分でも感心しております。
全旅程はこんな感じでした。
NGO~ICN~TPE~CDG~~(もろもろ)~~ FRA~ IST ~TPE~ FUK~ NGO
大好きなエバー航空の機内食鼎泰豊を2回食べ、
色もお気に入りの長距離便のアメニティを頂き、
初めてのTKビジネスで久しぶりにイスタンブールに立ち寄り、
しかし、今回は珍しく欧州内でいくつもの交通機関のトラブルに遭遇しました。
機会があればトラブル編をまとめてみたいとは思いますが、結果的には全旅程がほぼ予定通りに進み、特に念願のバスク地区をたっぷり廻り、美景美食で楽しい思い出がたくさんできた旅となりました。