【世界一周!ファーストクラスで一人旅】 後半7 スピンオフで行くモンテネグロ(Montenegro)
ドブロブニクの周辺では見どころがたくさんあります。
まずは『アドリア海の秘宝』と呼ばれているのモンテネグロへ出かけました。
旧港から水路でも行けるが、欲張って何か所も行きたいため、日帰りのバスツアーに参加しました。
ピレ門前で早朝7時20分の集合だが、ホテルの朝食は7時からでも、テラスから集合場所まで2分もかからないので、楽でした。
集合場所でほかに3名の日本人参加者に会いました。(後大変お世話になりました...)


一、美しいコトル湾とペラスト(Perast)
モンテネグロ(Montenegro)という国名の由来は「黒い山」のとおり、ドブロブニクから黒い岩の山道を1時間位走ると、高速料金所のような国境検問所がありました。バスから降りる必要はなかったので、違う国に入ったという実感はありませんでした。


コルド湾はヨーロッパのフィヨルドという別名があるように、アドリア海沿いの海岸線が複雑に入り組まれており、湾岸沿いの景色はため息が出るほど素晴らしい!






美しいコルト湾沿いにあるペラストという小さな町は中世の面影が濃厚に残されてあり、魅力的だが、


その沖先にまるで浮かんでいるような二つの小さな島の姿は、まさに『秘宝』のように幻想的!


欲張りのバスツアーでちょっと残念ですが、ここでは1か所しか廻る時間ありませんでした。
ペラストから小さなボートに乗り換え、Our Lady of the Rocksという島へ、




島全体は「岩礁のマリア教会」です。
ここは15世紀頃、地元の漁師が航海で船が沈没したにもかかわらず無事帰港ができたため、何世代もかけてこの島と教会を手作りで作り上げたという美しい伝説があります。




ペラストと修道院のあるスベティ・ジョルジェ島は心残りですが、次回は水路からゆっくり訪ねたいです。
二、入り江の美しい世界遺産の街コトル(Kotor)
ペラストから30分位で、モンテネグロで一番有名な要塞都市コトルに着きました。
コトルの正門は修復中のため、巨大な養生シートに覆われています。
旧市街は実は幾度もの戦争と震災に遭い、その後まさに不屈な精神で立派な観光の街に再生できました。




ドブログニクに比べればずいぶん規模は小さくなるが、中世の趣がたっぷり残されている街です。




しかし、ここで重大なことに気づきました!!!
なんとお金はありません!!!
モンテネグロではユーロしか使えなく、その日私がクロアチアクーナ(Kn)の現金しか持っていなかった!!!
レストランの前で偶然バスの前席にいる長身な若いカップルを見かけ、彼らも同じ!
まさか日帰りバスのツアー先に違う通貨を使うとは......
週末で、旧市街でようやくみつけた銀行もクローズしていました。
幸い小さな街で、移動しているうちに、同じツアーの日本人の方を見かけました。
ありがたいことに20ユーロを両替してくださいました。本当に助かりました!!!


旧市街背後の山に沿って作られている古い城壁からの眺望も勧められたが、思いがけないハプニングですっかり疲れがでて、残りの時間を旧市街付近でゆっくり散策することにしました。




三、アドリア海のリゾート街ブドヴァ(Budva)
日本語のガイドブックではあまり載っていないこの港街は、人気のリゾート地です。


海辺にハイセンスのレストランが立ち並び、道端で新鮮な魚も売っています。




プロムナードのような道の先には旧市街があります。


さずがに人気リゾート地で、ここの旧市街の雰囲気はとても洗練されています。




20ユーロ位の所持金もあって、おいしいランチをいただきました。(爆)
見た目は普通のこのラザニアは、一からの手作りで、大変おいしかったです!


帰り道、映画007などのロケ地でも有名な高級リゾート『スヴェティ・ステファン』島を眺望できるスポットまで連れててもらってました。
この島はモンテネグロの『モンサン・ミッシェル』とも呼ばれているようで、島と本土をたった1本の道でつながり、島丸ごとリゾートであり、宿泊客以外は入島不可です。
アマン系列になっているので、どなたかの宿泊記を心待ちしています。(笑)