気ままに行く欧州の旅⑤ エカテリーナ宮殿(Catherine Palace and Park)
「琥珀の間」で有名な豪華なエカテリーナ宮殿はぺテルゴフから車で約1時間位のところにあります。
上品な街プーシキン
宮殿所在地のプーシキンという街は昔ながらの貴族や上流社会の方々が多く住み、街並み全体上品な匂いが漂っている。
ランチで立ち寄ったカフェも洗練された雰囲気で、
途中で見かけた地元の小学生集団が幼いながらも全員超エリート風で恰好いい。
宮殿入場
入場は複雑な予約制で、個人見学の場合はさらにだいぶ前から決められた時間枠の予約をしないといけないようです。
欧州の有名美術館ではスキップラインとか、現地ツアーとか、割増料金で即入場できることもよくあります。ここも結局運転手の知人に約10ドルの割増入場券を依頼したが、それでも約20分ほど列に並びました。
並びながら彫刻や装飾が盛りだくさん施された豪華な外壁をたっぷり鑑賞し、
絢爛豪華な大広間
この大広間では17世紀にエカテリーナ2世が伊勢商人の大黒屋光太夫を謁見したこともある有名な場所で、これでもかの金箔の彫刻や鏡の反射とシャンデリアの光で眩しい。
光の角度によって金色に輝いたり、
さらに広く見えたり、クラシックに見えたりして、
魅力的な大窓からの眺望も宮殿らしく素晴らしかったです。
宮殿博物館のような数々の室内
白基調に金の縁飾りで有名な皇帝一家のダイニング「白の主食堂」
大きな壁に全部で368枚もの肖像画がびっしり飾られている「肖像画の大部屋」は圧巻的。
ほかには様々なテーマ別の素敵な部屋があるが、
ぺテルゴフで見惚れた陶器製の暖炉(ペチカ)はここにもあります。
煌びやかな豪華さとはまさにこのようなことでしょうか。
暖炉に魅せられすぎたせいか、大事な「琥珀の間」の感動も薄れたようです。というか、館内ではロシア人のおばさんスタッフは至る所に縄で順路を作り、常に前へ前へと催促され、実はあまり落ち着いて鑑賞できませんでした。
特に「琥珀の間」では団体客で常に人がいっぱりでさらに立ち止まることは許されなかった。もっとも現在の姿は第二次世界大戦後の空爆で全滅されたのを復元した部屋です。
宮殿の素晴らしい庭園
エカテリーナ宮殿の場合は、水色と白や金色の装飾のある豪奢が宮殿があまりにも有名だが、実はさらに広大な美しい庭園も見ものです。
美しいフランス庭園と彫刻
巨大な池、池周辺のイギリスガーデン
小宮殿のグロット
ゆっくり庭園散策をすれば一日があっても足りない!
エカテリーナ宮殿、やはりゴージャスでした!
次は太陽がいっぱいなアンダルシアへ行きます。